あのタマホームが東証一部に上場しました。というのは昨日の話。

創業15年で一部上場は偉業だと思います。

私が以前勤めていた会社は、創業百年でやっと・・・でしたから。
私が在籍した時から、一部上場を目指す！というスローガンをあげて努力しているようでしたが、
いきなり、いろいろなことに細かく（特にお金が絡むことに）チェックがはいるようになりました。

目指す前は、かなりどんぶりだったんですね（汗）

いろいろなことに神経質にならないと、一部に上場できないんだ～と感じたことを覚えています。

さてそのタマホーム。
私はタマホームで建てた、というお客様が残念ながら一組もいないので、その良し悪しがよくわかりません。

皆さんはどんなイメージを持っていらっしゃるでしょう。

ネットで代名詞にのように書かれていましたが、「格安注文住宅」でしょうか？

タマホームの営業の方の話を聞いた私は「格安」とは感じませんでした。
注文住宅というくくりで言えば「格安」かも知れませんが、他が「格高」・・・と言えるかもしれません。

テレビＣＭをし、従業員をたくさん抱え、客の来る来ないに関わらず展示場で商品を展示し、美しいパンフレットを置き・・・これらの経費を賄おうとすれば経費を掛けていないメーカーと比べて高くなるのは当然です。

そういう意味でもタマホームの役割は大きいと言えます。

株価は公開価格980円のところ、初値は1800円、昨日の終値が1630円、で、今日はちょっと元気なく1520円で終了。
152,000円で最低単位（100株）を買うことができます。

社長の玉木氏、上場のインタビューで「狂喜乱舞している！商売も辛抱したら、良いことがあるんだな」とのことでしたが、

やはり一部上場ってすごいことなんですね。

時代が変われば人の意識も変わります。

以前は自分の土地に他人が入り込むことに抵抗を感じる方が多かった感じがしますが、

最近は背に腹は代えられない…という背景からでしょうか、
家を改造して２世帯にしたり、完全に別世帯にして、片方を賃貸用に改造するというトレンドがある…と、
テレビの報道番組でやっていました。

（※こういうのを賃貸併用住宅といいます）

ま、毎度言いますが、こういうのは広告主からの「ちょうちん広告」であるケースがあるので、
本当にそれがトレンドかどうかは…お任せします。

ただ、昭和５０年頃は、普通の世帯であっても大きめの家が多く、場所によっては上のような改造をすれば、
そっくり２階を賃貸に…も可能かもしれません。

子供が巣立ってしまうと、彼らの部屋は空き部屋に。
空気をタダで住まわせておくより、お金になれば何かのタシになります。

ただ、その住民とあなたのウマが合えば、問題無いのですが、
想定外だった場合、あなたのストレスは間もなく最高潮に達するはずです。

あなたは、「これだけ金と手間を掛けて貸してやっている」と思っているかもしれませんが、
店子は「金出してる住んでやってる客なんだから文句言うな」くらいの意識でいるかも知れません。

ま、最初は店子を選ぼう…と思っていても、そのうち店子がつかないでいると焦ってきて
ずっと住むわけじゃないからいっか！
と思って決めてしまう…こともあるでしょう。

それさえ煩わしいと思わなければ、いってみましょう！

中国の不動産はバブル崩壊間近？と噂されてから久しいですが、

政府が不動産取引時に税金を取るぞ！と言ってから、開始時期が明確でないのに、登記所に長蛇の列。そのＸデー前に不動産を登記してしまおうとしている人達です。

一方で、マンションは建てたけれど買う人がいなくてゴーストタウン化しているところもあるそうで・・・、

かの国で起こっていることは時々訳がわかりません。

そんな中、今度は三井不動産レジデンシャル㈱がマレーシアでマンションのプロジェクトを始めます。
これからは、マレーシアやインドネシア、ベトナム・・・ということでしょうか。

今年の10月に38階のタワーマンションを着工するとのことです。もちろん三井が土地を取得して・・・ではなく、現地の開発業者とジョイントするやりかたです。
あ、そうそう、以前、you tubeで見たのですが、中国のマンション建設現場で、新築された高層マンションがバッタンと倒れた映像がありました。
横の土地を削った時に土留めが十分でなく・・・という話ですが、砂場や砂浜で遊んだことがあればわかる話・・・ですね。

イギリス、アメリカが栄えて、日本が栄えて、中国が栄えて、インドネシアやマレーシアが栄えて・・・その次はどうなっていくのでしょう？その頃日本は世界のどういう位置にいるのでしょうね。