‘スタッフページ’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

歩道の切り下げ工事について

2012年3月5日 月曜日

道路に面している住宅で新たに車庫を造る場合、前面の歩道に段差があれば、

歩道の切り下げ工事が必要となります。

工事費は施工部分の幅や舗装の種類、ガードレールやガードフェンス

撤去の有無、道路標識付替えの有無、電柱移設の有無、街路樹など

植栽の有無、側溝工事の有無、付随する歩道の補強工事の程度など

によって異なりますが、30~60万円程度の工事費用が掛かって

しまいます。

工事が出来ないケースもあるので、事前に管轄の土木事務所へ確認

が必要です。

工事費用を避けるために自身で乗り上げブロックやステップ板を設置する

ことは多くの自治体で禁止しています。

しかし、自治体などが強制的に撤去したり強く指導したりせず、

ほとんど野放しの状態となっているのが現状です。

但し、バイクや自転車が乗り上げて転倒し死傷事故が起きたとすれば、

それを置いた個人が責任を問われることもあり得ますので注意が必要

です。

中には車いすの通行のために置いているブロックなどもあるでしょう

から、一概にすべてがダメだともいえないのでしょうが…

 

歩道の切り下げ工事をしないままで、車の進入部分にブロックなど

を置いている中古一戸建て住宅を購入する場合、事故時の責任の

リスクも買主が引き継ぐことになりますから注意が必要ですね。

家を持つということ その3 ~あなたも現場監督~

2012年3月5日 月曜日

建売住宅を「建てる前に」購入した友人が、こんなことを話してくれました。

自分はできるだけ多くの時間、建築現場に行っていた。最初は眺めてるだけだったけど、そのうち大工さんと仲良しなって簡単な作業をやらせてもらえるようになった。
それでわかったのは、自分の家と、同じメーカーが造っている隣の家とは全然違ういいモノになった…やっぱり、建築現場を見なきゃダメだね~。

・・・って。

ちょっと怖い話ですよね。他が欠陥というわけではないのですが、「(一緒に建てたものの中では)よりしっかり」造れたそうです。

以前、欠陥住宅が社会問題になりました。
建築会社が適当なものを造っておいて、さっさと倒産。
施主(買った人)は無償修理の依頼も出来ずに泣き寝入り…これに消費者はビビりました。
イヤホーンひとつ買っても保証書があって、壊れたら1年は保証してくれているのに、家には…と。

そんな背景があって、住宅瑕疵担保履行法というのができて平成20年から欠陥建築を建てた業者が倒産しても、保険でカバーしますよ、ということになりました。
これによって、業者は造る前に保険料を支払うことになり、どっちにしてもお金のかかることになりました。

消費者は、もしこの業者が倒産しても…と保証が出来て安心かもしれませんが、安心…ですか?
実際倒産でもされたら、工期は遅れる、窓もドアも無い状態で雨ざらしになる…等、あなたを不愉快にさせることがたくさん起こるでしょう。

倒産がわかっている会社は、施主であるあなたから、いろいろ名目をつけてお金の前払いを請求してくるでしょう。
そうなったら気をつけなければなりません。

でも、たとえば毎日現場に足を運んでいれば、そういう万一の情報も入ってきやすくなるというものです。

そういった万一のことが起こってはいけないのですが、
自分や自分の大切な家族が住む家です!釘一本打つのも、建具ひとつ着けるのも丁寧に慎重にしっかりやってほしいものです。

あなたが大工さんといい関係をつくれたら…大工さんも人間です、きっとあなたの期待に応えてくれると思います。

ヘルメットに二重線はなくても、あなたがあなたの家の現場監督になれるのです。

雨漏りの原因

2012年3月5日 月曜日

建物の立地条件によって、どこからでも雨漏りは起こります。

「雨漏り」=「屋根からくるもの」と考えていないだろうか?実はそれは大きな間違い。

多くの人は屋根を修理すれば大丈夫だと思っています。天井・壁・サッシなどいろいろなところに原因が。

「上からくるもの」という考えを捨てて原因をしっかり見極めないと、

「上を直しても直しても漏れる…」なんてことに・・・

屋根以外からの侵入というのはよくあるケース。知らぬ間に漏水し、

いつのまにか家中を腐らせてしまう可能性もあるのが雨漏りの恐ろしいところ…。

ただ屋根の修理をするだけでは対処しきれない

  • 外壁のひび割れ
  • サッシの建て付けの不具合
  • 瓦・屋根材のズレ
  • 換気口
  • 換気口

雨漏りの修理をする前に確実に原因と範囲を突き止める方法として

赤外線診断を行います。どこから雨漏りしているのか?どこまで雨漏りしているのか?

先ずは正確に把握することから始まります。そのままにしておくと軒や柱が腐り、

大切な財産である家が使えなくなってしまう可能性があります。

一刻も早く雨漏りの修理を行いましょう  

不動産の売買取引で雨漏りがある物件は売主さんにとっては、安くなってしまいますので・・・