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横浜市南区の不動産会社栄都

民法に基づき権利が消滅する時効

2012年3月9日 金曜日

民法上、さまざまな権利について時効が適用されます。

参考までに下記項目についてご紹介いたします。

但し、期限が来たからと言って必ずしも消滅するとは限りません

のでご注意下さい。

例えば、飲食の場合1年となっていますがその間、店側より督促等

返済の申し入れがあればその時点で時効の中断が発生してしまいますので、飲食が終了した時から

必ず1年で消滅時効することはありません。

民法に基づき権利が消滅する時効

項目

起算日

年限

飲食・宿泊代金

飲食・宿泊が終了した時

1年

弁護士・公証人の債権

事件終了の時

2年

売買代金

売買をした時

2年

電気料金の債権

各月末

2年

財産分与請求権

離婚の時

2年

自賠責保険金の被害者請求権

事故が発生した時

2年

塾の授業料

授業料の納期

2年

医師・請負人の債権

治療・工事が終了した時

3年

一般貸金債権

弁済期日

10年

契約解除権

債務不履行の時

10年

確定判決に基づく債権

判決確定時

10年

利息制限法超過分の返還請求権

支払った時

10年

PL法に基づく請求権

製造業者等が当該製品を引き渡した時

10年

損害賠償請求権
債務不履行

損害賠償請求をすることができる時(原則として債務不履行の時)

10年

損害賠償請求権
不法行為

被害者が損害及び加害者を知った時

3年

不法行為の時

20年

抵当権

被担保債権の弁済期日

20年

地役権

不継続地役権=最後の行使の時継続地役権=行使を妨げる事実が発生した時

20年

◇時効期限が短い順に表示しています。
◇法律は、毎年いろいろな改正が行われていますのであくまでも参考としてください。
具体的な法律に関するご相談は専門家にご確認されることをおすすめします。

 

 

建築の請負契約

2012年3月9日 金曜日

請負契約とは,仕事の完成を依頼し,その仕事の結果に対して報酬を支払うという契約です。

住宅を建てるとき、建て主が施工業者に工事を請け負ってもらう契約です。
家を建てたり、増改築・リフォームを行う時に、建築会社(請負者)と締結する契約が請負契約にあたり、建売住宅や中古住宅など、既に形があるものを購入する場合は土地と建物の売買契約となります。また、建築条件付き宅地は、土地を売買契約し、建物はこれから建てることになりますので、請負契約となります。

住宅の建築の場合、
契約の段階では、対象となる住宅は存在していませんので、
住宅を完成させるための「仕事」に対して対価を払う契約となります。

このような契約の形を「請負契約」といい、
建売住宅や土地のように、
すでに存在するモノを購入する場合は「売買契約」となります。

(工事)請負契約書の書式についての規定は、特にありません。

 

木造住宅では、地震や災害に強く、耐火性も高い家、ツーバイフォー ( 2×4 ) 工法

2012年3月8日 木曜日

強固な耐震性能

世界の木造住宅のほとんどはツーバイフォー工法で建てられています。言わば、国際的に通用するスタンダード な木造建築方法です。木造軸組工法が柱、梁による線構造とすれば、ツーバイフォー工法は壁パネルによる6面体構造で、耐震性に 優れているのが大きな特徴の一つです。

日本は地震や台風が多く、不安は一つではありません。外部からの力を建物全体で吸収し分散させる強さを持ち、住宅
そのものが揺れや圧力に強い構造のツーバイフォー工法こそ、これからの家造りに求められる工法です。但し、日本の気候面(高温多湿)だけを考えると、在来工法の方が良いと思われます。

ツーバイフォー住宅は壁構造という特性上、建物の密閉性が非常に高く、内部で火災が発生しても炎が室外に出にくいため、圧倒的に安全性が高 くなります。また、ツーバイフォー住宅が火災に強い理由として、ファイヤストップ材の存在があります。ファイヤストップ材は壁の中に炎が入っても、火災の通り道を塞ぐシャッターの役割を担い、火を閉じこめてしまいます。各階の壁には下枠材や上枠材と呼ばれる構造材が水平に必ず設けられており、これらの水平材が防火シャッターとして機能しています

建物全体が構造用合板、石こうボードなどの面材で覆われているために気密性が高く、住宅そのものが断熱構造になっています。そのため断熱材 を組み込むには最適の構造であり、その性能を最大限に発揮できる利点を持っています。また、一般的に窓のガラス面からの熱損失が住宅の弱点 でもありますが、当社のブランドではアルゴンガス入りの複層ガラスを標準で採用。同時にサッシ枠にも木製や樹脂を採用し、わずかな 点でも熱伝導しにくい工夫が凝らしてあります。

これらの厚い壁と隙間のない高気密住宅のため、家そのものが遮音効果を持ちます。外からはもちろん室内の音も漏らしにくく、近隣への迷惑を気にする必要もありません。断熱材のグラスウールも優れた吸音性があり、相乗効果にて静粛性も高いのが特徴です。

基本的には、材料を工場でプレカットしてくるので、大工の腕の良し悪しに左右されにくい建物になります。