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横浜市南区の不動産会社栄都

マンションの地震対策とは・・・

2012年4月23日 月曜日

マンションの構造は、揺れに耐える仕組みの違いで3種類に分けることができます。

3種類のマンションを支える構造とは・・・

 

 

 

 

 

 

 

①    <耐震構造>

柱や梁、壁などの構造躯体を頑丈に作り、地震の揺れに耐える仕組み。新築マンジョンの多くがこの工法を採用しています。耐震構造は、大きな地震が来ても倒壊しないことを前提に考えられていますが、あくまで倒壊しないことしか考えていないので、建物の変形によって窓が破損したり、ドアが開かなくなったりすることも考えられます。また、建物の部材が壊れることで過剰な地震のエネルギーを吸収する場合も多く、壁にヒビが入ったり、梁が損傷したりすることも多いとされています。また、大きな地震の後では、見えない構造部分が損傷していることも考えられるので、構造体のチェックも必要となります。

②    <免震構造>

建物の基礎と地盤との間にゴム製などの免震装置を入れ地震のエネルギーが建物に伝わりにくくする仕組み。給排水やガス管など設備の配管も、地震の際の動きに対応出来る様に造ります。地震の揺れ自体を少なくすることが出来るので、住宅内部の家具や食器などの倒壊や破損も防ぐことが出来るという効果があります。大地震が起きても、給水やガスなどが通じている限り、普通の状態で生活できると言う大きな利点があります。欠点は、建設コストが掛かること(一般的な住宅の大きさでも数百万円の追加)と、免震部分の定期的なチェックが必要な点です。また、強風時には建物の揺れが大きくなる傾向があり、また地震の縦揺れには効果がない免震構造がほとんどです。

③    <制振構造>

建物の中に組み込んだダンパーなどの装置が、地震の揺れを受け止め制御する仕組み。建物が変形して初めて効果を発揮するので、免震構造より揺れを抑える効果は少ないのですが、風による揺れも抑えることが出来るという利点があります。コストで考えれば耐震構造がベストですが、大地震時の被害をなくしたい場合は免震構造が一番です。制震構造は、住宅に使われる構造では揺れを抑える効果が少ないので、大地震での建物の損傷を抑える構造と割り切って使用することが大切です。

このように、構造にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

三つの構造を単純に比較すると、地震対策として最も優れているのは免震構造と言えます。

どの構造が適しているのかは、地域性や地盤、建物の形によっても異なりますので

それぞれに合った地震対策がされているところを選ぶことが大切ではないでしょうか。

遺産相続による不動産を売却したときの税金

2012年4月23日 月曜日


  • 単純承認で不動産を遺産相続で取得した場合
  • 取得日・取得価額は、被相続人がその資産(土地)を取得した日、取得価 額を引き雑ぐことになります。従って、被相続人が資産を取得した日から、

    相続人が資産を譲渡した日が、5年を超える場合は、長期譲渡所得として、所得税率20%が適用され、

    5年以内の場合は、短期譲渡所得として、所得税率40%が適用されることになります。

  • なお、取得価額が不明の場合は、譲波価額の5%を取得価額とみなして、計算することになります。
  • 限定承認に係わる遺産相続で取得した場合
  • 取得日については、相続により資産を実際に取得した日が取得日になります。
  • 取得価額については、取得した日(相続のあった日)の時価を基として計算することになります。

※相続人が、被相続人の財産(マイナス財産を含めて)を全面的に承継することを内容として相続を承認する場合を、単純承認といいます。被相続人の債務及び遺贈の弁済を相続財産の限度で清算し、たとえ債務超過であっても相続人の固有の財産で支払う必要のないものを、限定承認といいます。

 

譲渡所得の計算方法は次のようになっています。
土地建物の売却金額-(取得費+譲渡費用)

●取得費とは、土地の場合には購入代金と購入時の仲介手数料その他土地の取得のための費用の合計です。建物についてはその金額から減価償却費相当額を差し引いた額となります。

●売却した土地が相続や遺贈により取得したものであるときはその相続人(亡くなった人)の買った金額等の取得費で計算をします。そしてその亡くなった人も相続や遺贈で取得した場合には、さらにさかのぼります。

先祖代々の土地その他、昔に取得した資産については原価が分からないことがほとんどです。この時はこの5%の概算取得費を使うことになります。実際の取得費が譲渡価額の5%よりも少ないときは、譲渡価額の5%を取得費(概算取得費)とすることができます。

交通状況編 横浜市南区 いいところ

2012年4月23日 月曜日

昔から交通の便の良い南区

以前に書いた、吉田勘兵衛の干拓以来、横浜の南区、中区の低地には商業施設や住居が集まりました。

当社がある白妙町のあたりや、睦町、中村町、通町、などは細かい道路が縦横無尽に通っていて古い住宅の建ち並びがあります。

 

当然のことながら、一帯は交通機関が発達して、横浜では早い時期、明治の後期から路面電車が走り出しました。

昭和初期には、横浜市電として路面電車が市内を走る事になります。

 

 

 

 

市電が通っていた名残もところどころで発見できます。

元町から三溪園方面に行くとすぐに、道が上り下りにわかれそれぞれトンネルをくぐりますが、
海側のトンネルはまさに市電用のトンネル。
馬車道から本牧三溪園までのルートだったんですね。
昭和47年には国鉄やあらたな市営地下鉄の営業開始とともに市電は全廃となりました。

市電廃止の歴史は地下鉄の歴史の始まりでもあります。

最初は伊勢佐木長者町~上大岡までだったその路線も、今では西は湘南台、東はあざみ野まで延びました。

全席優先席なので、座れると思って乗らないことにしています。

 

 

 

 

写真は地下鉄弘明寺駅のすぐ上、鎌倉街道沿いにある、公衆トイレ。

弘明寺駅が市電の終点駅だった当時に建てられたものだそうですが、当時のデザイン、私は好きです。
八幡橋の川沿いにもありますよね。

今はバスがじゃんじゃん通っているここ南区ですが、もしかしたら路面電車復活…もありかという時代背景になってきたような気もします。