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横浜市南区の不動産会社栄都

賃貸アパート  ペットと共生できるか? 

2012年5月28日 月曜日

数年前から“ペットと共生”と“賃貸アパート”というキーワードが多分多くのケースで検索されるようになっただろうと思います。

ただ、出始めた当時は“ペット可”という意味とあまり変わらなかったと思います。

 

今朝の新聞記事によると、ペットと共生できるアパートの建築需要が高まっているということでした。
「共生」と「可」の違いは何かというとソフトです。

「ペット可」の時は、脚洗い場があったり、ドッグラン併設…なんてものもありましたが、

その記事によれば、そういったハードは当たり前で、ソフト…つまり、
飼い主同士の交流の場(しつけ教室やセミナー)などを設けるなどして住環境を改善していくということだそうです。

それがどの程度成功するかわかりませんが、
一飼い主の私からしてみれば、わからないこともないです。
飼い主の顔が見えれば、しつけにも気をつけるようになりますし、糞尿の後始末をせずに放ったらかしという最悪の状況を防げるかもしれません。
あと、記事に書いてあったことで納得したのは、
「ペットの飼い主は、自分のペットの傷なら許せても、他人のペットの傷は許せない」傾向なのだそうで。

そうですよね。
ということで、その新しいアパートは壁クロスを全部替えるのではなく、
腰高で区切って賃貸人が代わった際の原状回復の費用も手間も抑えられるようにしたとのこと。
ただ、ペット愛好家の中には、“うちの子に限ってそんなことしません!”みたいな「モンスター」もいないことないことないので、

シェアハウスもそうですが、皆がわかり合えればいいのですが、わかり合えない方が一組いると状況は変わってくると思います。

建築基準法第43条第1項ただし書許可とは・・・

2012年5月27日 日曜日

建築基準法では、建築物の敷地は建築基準法の道路に必ず2m以上

接していなければなりません。

この場合の「道路」とは建築基準法第42条に定める道路のことであり、

登記上は公衆用道路や公道であっても建築基準法の道路に該当しない

ものもありますので注意が必要です。

 

また、路地状敷地(専用通路)で道路に接する敷地や、共同住宅などの特殊な建築物や大規模な

建築物等の敷地の場合は、横浜市建築基準条例にて接道条件が付加されていますのであわせて

注意が必要です。

しかし、実際にはさまざまな理由で、この規定にあてはまらない敷地が存在します。

このような場合に、交通上、安全上、防災上、衛生上、支障がないという前提のもとで条件を付けて

許可を必要とします。

これが建築基準法第43条第1項ただし書の許可と呼ばれるものです。

法第43条第1項ただし書の空地は建築基準法の道路としては扱うことができません。

従って、既存の建物の建て替え等をする際には許可を取得することが必要となります。

許可の可否及び条件については、事前相談票、案内図、現況周辺図又は現況測量図

(現状の道の幅員を明記したもの)、公図又は地籍図、登記簿謄本又は登記事項要約書

(対象の道及びその道に接する土地のもの)、地積測量図、現場写真等の資料を用意し、

建築道路課道路調整担当に相談ください。

この許可を得ることにより、一定の範囲内で敷地が接道しているとみなされ、建築が行えるようになります。

しかし、許可に際しては「建築審査会の同意」が必要とされています。

 

ボーナスはローンの返済に充てない…という結果

2012年5月27日 日曜日

ニュースにある統計が出ていました。都内の不動産調査会社でアンケート(サンプル数300)を行った結果です。

「今年のボーナスのうちいくら住宅購入資金(頭金)に充てるか?」という設問に対して、

「充てない」が55.2%を占めた…というものです。
この数値を受けて、ニュースの見出しは
「住宅購入希望者の約6割が「ボーナスを住宅購入資金に充てない」でした。
もう少しこの割合は高いのではないかと思いましたが、
よく読むと「充てない」という答えには「ボーナスが無い」という回答も含まれていました。

「(お金はあるけど)充てない」のと「ボーナスが無い(から充てようにも充てられない)」とは大違いだと思いまして・・・。
アンケートというのはこれだから設問をきちんと作らないといけないし、
先日も書きましたように、統計というのはさじ加減でいくらでも表現ができてしまうのです。

それに東京の公務員相手に聞いたのと、秋田県で聞いたのとでは大違いのはずですし・・・。

ただ、サンプルが300と少なくはありますが、参考になったことはあります。
いや、これもわかっていたことではありますけど。

「今後、住宅ローンを組む際に、ボーナス時払いを前提とするか?」という問いに対して、
「ボーナスを資金計画に組み込まない」という回答が全体の75%ほどになっていたということ。

先行き不透明な社会の反映…と、これまた予想された範囲の結果でした。

ボーナス時になると、今ではどうかわかりませんが、一年に2回、札束を扇形に広げている写真が新聞に載ったものです。
これで公務員にボーナスが支払われたことがわかるようになっていましたが、
そういえば最近見ていない気がします。民間企業のボーナス事情に配慮したのでしょうか?
民間企業に勤めている多くの方にとって、ボーナスは給料○ヶ月分…はもはや当たり前でなくなっているのです。

住宅ローンを調べるのであれば、「当初金利優遇」も調べてほしかったです。
あれは入口を優しく、その後返済が段々苦しくなる購入者にとってとても厳しいプランです。
私はお勧めしません。
30年前みたいに、勤続年数が増えれば給料がスライドして高くなる…という状況ではないからです。

これだけ先行きが不透明だと選ぶは…固定金利型ですか?

何はともあれ、住宅ローンは、
(お金の)ある時に繰り上げ返済して1日でも早く金融機関とさよならすること…ですね。