‘徳ちゃん’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

投資で損をしたとき

2012年2月26日 日曜日

一連のAIJ投資顧問の報道では「デリバティブでの損失」を取り上げています。

デリバティブとは何か…は他に譲るとして、
デリバティブを知らないというのは、まるで海に行って海に顔をつけずにいるようなものだと思っ

ています。

私たちが、一個いくらで売り買いをするときに動くお金のことを「実体経済」と呼ぶとしたら、
デリバティブのように、実体の無い「権利」などを売り買いする「投機経済」の額の方がはるかにたくさん動いているのですから。

個人でもできますが、皆さんがやらないだけで、金融機関は預かったお金をそうやって殖やそうと日々頑張っているのです。

AIJの場合、何年間でだかはっきりしませんが、57兆円もの額の取引を日本橋のテナントビルの一室でできてしまうのです。
役員含めて従事者はたったの12名だそうです。

比較するのもなんですが、確か我が国の1年間の国家予算て、100兆円弱ですよね?
でも、デリバティブの取引だとそんな額、きっとあっという間です。

最初の負けを取り戻そうと判断を誤ると損失がさらに増え、それを取り戻そうとするとさらに…!

パチンコでもそうですか?競馬でもそうですか?私…知りませんけど。

不動産投資でも、判断を誤ると同じようなことになりかねません。
アパートのオーナーも、空室が出たからといって慌てると、かえってさらなる空室をつくりかねません。
リスクが無い、もしくは少ない、というおいしい話がきても、飛びつかないでください。

迷ったときはどうぞご来店ください。
何か参考になるアドバイスができると思います。

AIJ投資顧問の事件にみる

2012年2月25日 土曜日

今日のニュースで伝えられている大きなニュース…AIJ投資顧問という会社が、企業から預かったお金を運用したところ、預かった資金の大半の約2,000億円を消失させてしまったとのこと。

2,000万円じゃないですよ!その千倍です。

よく似た名前でAIGスター生命という会社がありますが無関係です。

預けた側の多くは企業で、それぞれの社員から集めたお金。
社員は(きっと自分よりうまく殖やしてくれる)会社に預けて、自分はもくもくと仕事をして、
定年になったら退職金以外にも、その年金がもらえるだろう!と思っていたのに、
それがわからなくなってしまいました。

本来、その消えた部分はそれぞれの企業が補てんする仕組みらしいですが・・・できるんでしょうか?心配です。

一方その投資顧問、設立してからずっとマイナスだったいうから困ったもの。
損失はデリバティブの失敗…ですか。わかるわかる。

今度こそ、今度こそ!と…負けを挽回しようと資金を投入してしまうのでしょうね。

それにしても、素人じゃないんだろうし、どんな手を使ってでもプラスにしなきゃ存在意義が無いというもの。

それとも素人同然…だったのでしょうか?

デリバティブ…日本語にすると金融派生商品…といいますが、ますますわからない。

先物取引とか、オプション取引とか…そういうお金そのものの経済と違い、権利の売買…やっぱりわからない。

出資した金額の何倍ものお金を「持たずして」動かせることに魅力があるわけですが、
儲けが出てればそりゃ、普通の仕事なんてできないくらいガッポリ儲かりますが、損を出すと自分の資産を全部売却しても追い付かない…くらいになってしまいます。

自分が稼いだお金で投資するのと違い、お客から「お願いします」と預かったお金ですから、
扱いも軽くなるはずです。募集すればまたお金がやってくるわけですから。

不動産投資の商品にも、似たようなのがあります。
投資家からお金だけ集めて、あとは「不動産で運用して配当をさしあげます」というものが。

そういった商品をこっそり購入して誰に知られることなく儲けちゃおう、とお考えでも、決める前に一度ご相談ください。
どうしても、とおっしゃるのであれば止めはしませんがアドバイスだけさせていただきます。

日当りは買えない

2012年2月25日 土曜日

地球が太陽のまわりを一定の周期で周回しているから日本では春夏秋冬があって、地球がくるくると自転しているから朝昼晩があります。

だから毎年同じ時期に太陽は同じ高度を通過します。

今年の日当りと、10年後の同じ日の日当り…そこから見える太陽の高度は全く変わらないはずです。

家を建てるときに最も気になる日照。

せっかく希望のロケーションに予算内の物件が出たとしても、まったく日当りがなかったら…気が乗らないと思います。
一方で、日当りの悪さを、価格でカバーするという発想もありますけど。

気に入った物件が見つかった時、営業マンに案内された日中だけでなく、夕方、夜、翌朝…と現地に行って様子を確認されるお客様がいらっしゃいました。
日照もさることながら、周りの雰囲気を感じに行かれていると思いますが、

一年通じての日当りをチェックしようと思ったらまるまる一年使ってしまいます。そうしているうちに他の方が買われてしまうに違いありません。

そんな時、最近はパソコンで冬至(太陽が一番低い高度をゆく時)の日当りを図で見ることができるようになっています。
賢いというか、コンピューターてそうやって活用するものですよね。

日当りは後から買い足せませんから、ご注意ください。

 

ちなみに、地球の周りを回っている月、離れたり近づいたりしながら回っていますが…それがあるおかげで潮の満ち引きがあります。
38万キロも離れているのに引力が働いているのですね。年に3センチずつ離れて行っているそうですけど。