‘徳ちゃん’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

水回りも変更できるマンション

2012年5月22日 火曜日

これが新たな潮流になるかどうかわかりませんが、

水回りまで変更できるマンションというのがニュースになっていました。

あ、別に今のマンションでも出来ないこと無いんですよ。
ただもちろんモノによります。

マンションの図面をみると、PSと書いてあるスペースがあると思います。
トイレや風呂場、キッチンの近くにあるはず。

これは「パイプスペース」の略で、マンションの最上階から地面まで縦にパイプ・・・
水道管、下水管、ガス管などが通っている空間のことなのです。

ということで、そのPSと書いてある空間は、リフォームでも移動することはできないのです。

ただ、新しいマンションで、このPSをうまく配置して、水回りも移動できるようにしたものが出てきています。
先に“モノによる”と書いたのはこういうことです。

水回りを移動したいとしましょう。

各水場の排水は、PSのパイプに接続しなければなりませんが、
そこまで水が流れる勾配をつけてやらないと、“流れが悪い”感じになってしまいます。

床下の余裕がどれだけ深いかで、これは移動できる、これは移動できない…というように水回りのリフォームに制限が出てきます。

スケルトン(内装を全部無くしたコンクリートむき出しの状態のこと)にしてはじめてわかった…ということが無いように、リフォームする場合は良く調べてもらいましょう。
さて、そのニュースになっているマンションは、そんなこと気にしなくてOKですよ…

つまり、

床下の高さを多く持たせたのでしょう。水回りも移動可能とのこと。

ダイニングとリビングとを分けないものにしたり、完全に分けたり、
風呂やトイレの位置を変えたりすることも可能です。

リゾート地になると、風呂場が外側に面しているものもあります。
江ノ電の鎌倉高校前駅のすぐ横にあるライオンズマンション。
全室もちろん南向き、オーシャンビューです。

リビングもさることながら、バスルームも南向き。
眼下に江ノ電と134号線が通りますが、その先は海…のみ。

オープンにしていても誰に見られるでもなし。
いい雰囲気です。

水回りを移動できるのであれば、思い切ったリフォームもOKですね。

定年を機に住みかえ

2012年5月21日 月曜日

アンケートとか、統計というのはちょっとしたさじ加減で“結果”を操作することができるので、

鵜呑みにはしませんが、こんなことがニュースになっていましたので参考まで。

LIXILが行った、東京と大阪に住む団塊世代の男女500人に、住まいに関する意識調査の結果です。

それによると、3分の1強の人が、定年を機に住まいを変えたいと回答していました。

住まいの変え方の中では、
「住み替え」の割合が最も高く全体の52・9%、次いで「リフォーム」(36.0%)。

平均予算は、「住み替え」は3,555万円、「リフォーム」は398万円。
また、住み替え先の「理想的な家」を聞いたところ、全体の約半分が「庭付き一戸建て」と回答。

住み替えられる「現実的な家」のタイプについても約4割が「庭付き戸建て」を希望していました。

 

男女別では、“理想的な家”として
男性は「一戸建て(庭付き、庭なし)」が55.4%、マンション派は40.8%。

一方女性は「一戸建て(同)」(45.7%)よりも「マンション(高層含む)」(49.5%)を希望する割合の方が多かったとのこと。
“現実的な家”でも、男性は一戸建て希望(50.9%)が多く、女性はマンション(53.8%)が多い結果となりました。

…と、こんな結果です。

アンケート数の500というのが多いのか少ないのか微妙だし、平均3,555万円と言われても、
平均値を信じていいのかどうかも微妙です。

でも、定年を機にした住みかえ需要がこれだけあるのだということがわかりました。

定年の頃と言えば、奥さまの意見というものが強くなっている頃なので、マンションに傾くのでしょうか?
でも、庭付き戸建に憧れを抱くのはとても健全なことだと思いました。

雑草やら虫やらで厄介ですけど、だから好きになっちゃうのも…わかります(笑)

当社売出し中の港南区の物件は、
広くて明るくて静かで庭が広くて…そんなご夫婦にもぜひご覧いただきたいです。

シェアハウス ~こんなトラブルも!~

2012年5月20日 日曜日

いっときマスコミにも取り上げられ人気になって、今はそうでも無くなったシェアハウス。

内情はさまざまなようです。
不動産業者の立場からですと、家の所有者や投資家の方々への呼びかけになりますが、
いいところだけではなく、実情も知らないといけないかもしれませんね。
以下の会話はあるシェアハウスでの事件の実況ですが、これ、どう思われますか?

洗濯乾燥機の使い方についてのやりとりです。登場人物は2人、どちらも女の子です。
Aさんは洗濯乾燥機に入れてそのままその場を外してます。そこへBさんが来て…。というシチュエーションからの出来ごとです。

では、どうぞ。
Aさん 「だからさあ、まだ乾いてないのになんで勝手に取り出すわけ?」

Bさん 「だって乾燥機終わって止まってたし」

Aさん 「止まってても、触れば乾いてないことくらいわかるでしょ!」

Bさん 「そういうけどさ、止まってから30分は待ったんだよね、こっちだって仕事あるし」

Aさん 「乾いてないならボタンもう一回押してくれればいいじゃん!」

Bさん 「今日休みなんでしょ?また乾かせばいいことじゃん、何そんなに怒ってるわけ?」

Aさん 「こういうのは順番でしょ。あたしだって予定あるから急いでるの! 第一、生乾きはクサくなるのわかると思うんだけどなあ」
どちらが悪いと思いますか?
お互いにちょっと声を掛ければ済む話のように思えますが…、
このように、“常識”が違う者同士が同じ屋根の下に住むことから、衝突が出てくるのもわかります。

シェアハウス…良いこともありますが、このようにちょっとしたことでも問題になってしまうこともあるのです。

日本人同士ならまだ話し合いが出来るものの、これがもし外国人どうしとなると、宗教も違えば、思想の基本も違います。

AさんだかBさんはこのあと一切話をしなくなり、どちらかが数カ月後に退去したそうです。

もし、投資としてシェアハウスを検討されているのでしたら、こういう状況も考えておかないといけませんね。

再度言うようですが、ちょっと気を付けていれば、ちょっと声を掛ければ済んだこと…ですね。