‘徳ちゃん’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

団地をリノベーション

2012年6月7日 木曜日

公団の団地というと、多摩ニュータウンや、埼玉の松原団地が大規模なリニューアルをしたのは有名ですが、

こんなリニューアルもあります。

今日、ニュースになっていたのは㈱ブルースタジオがリノベーションを手掛けた団地のリノベーション1棟です。
たまたま当社から近いので見に行こうと思います。

1967年(昭和42年)築ですからもう45歳。
それがこれだけきれいになるのですから魅力的です。

公団の団地…昭和40年代当時は長屋ばかりの日本の中で、「文化的な生活」が実現できる最先端のモード?だったらしいです。

どこの団地も入居するのには抽選があり、当たったら「良かったね~」とうらやましがられたとのこと。

当時の広告を見たことがありますが、
自分の家にガス釜の風呂、洗濯機、テレビと、個室があることがすでにもう「最先端」だったのですから
隣の世帯とツーツーの長屋生活から脱出できた夢のマイホームだったわけです。

時代は移り、現在の私たちから見ると、

団地サイズといわれる畳もさることながら、サッシや風呂のサイズ、トイレの広さ、天井高さ…

何もかもがひと回り小さい感じがします。

そこに同じ引き違扉のサッシをつけるとあまり印象が変わりませんが、
上に紹介した磯子区のリノベーションは窓のサッシ形状を変えることで、まったく別の窓になっています。
これには感心しました。

天井高がどうだか…わかりませんが、
平成築のマンションでも、部屋に梁(はり)が通っている部分に頭が当たりそうになることもあるので、この手の団地に限ったことではないのですが、
昭和40年代より平均身長は確実に高くなっていますからね~。

先日女子バレーの試合をテレビで観戦しましたが、当時、東京オリンピックに出ていた女子バレー選手の体格と比較しても
すぐわかりますよね。

公団の団地はどこの場合も日当たりが良く

リノベーションで再生するのはいいことですが、「枠」が決まっているだけに工夫が試されるところです。

コンクリートも寿命があります。昭和40年代の団地…建て直した方が長い目で見て安くつく…かも?

きわどい不動産広告

2012年6月4日 月曜日

まだ、このような広告に…言葉は悪いですが、引っかかってしまうかたがいるんだなぁ~ということで、

不動産の広告についてお話しします。

一例ですが、こんなものがあります。

「お宅のご近所(☆☆丁目)で大至急!土地を探しているお客様がいます。○坪で□□万円~△△万円で購入を希望しています。
見積り無料、秘密厳守、至急ご連絡ください」
○×不動産株式会社 担当:□△ 顔写真つき…。

きっと一度は見たことあると思います。

これをご覧になった☆☆丁目の皆さんは、きっと、
「あ、うちの辺りって、大体こんな坪単価なんだ~」と思うはずです。

さらに、
「え、うちって、まさに○坪じゃん、だとしたら、△△万円はないとしても、□□万円(という高値で)買う人がいるんなら、売却を考えちゃおうかなぁ~」

 

ここまで具体的に考えられたかたは、すっかり広告の壺にハマった証拠です。
こういう広告のすべてがそうとは言いませんが…
どうか、上に書いたように胸が希望でドキドキしたかたはオレオレ詐欺に引っ掛からないようにご注意ください!
大手(の不動産会社)だからそんな(騙すような)ことするはずがない?

広告に書いてあるんだから、そういうお客がいるに違いない?

そうお思いでしたら、一旦深呼吸をして落ち着いて下さい。

 

 

あくまでも広告。広告ですからね!

歯磨きでTVのCMどおり、白い歯になりましたか?

食器洗剤の広告どおり、肌が荒れることなく、油汚れがきれいに…なってますか?

夜中にやっているテレビの実演販売の商品で、「個人差はある」と言いながらも、同じ器具を使って同じように痩せられましたか?

育毛剤使って広告どおり生えてきましたか?

 

広告はあくまで広告なんです。

 

不動産の広告がどういう理由で上のような内容にしているのか、
ここでは怖くて話せないので、お会いできたかたにだけこっそりご説明さしあげます。
あなたの不動産の売却というとても大事なことなので、売却を真剣にお考えの方は、
その広告にどっぷりハマる前に、ぜひ一度ご相談ください。

住宅ローン どこで借りる?

2012年6月3日 日曜日

インターネットの時代になって、昔では裏方でしかわからなかったことがあからさまになっています。

住宅ローンのことについても同様です。

常に、今、どこの金融機関の住宅ローンが有利(金利が安い)なのか一目瞭然です。
いいえ、そんなことはありません。
住宅ローンを選ぶときに大切なのは「あなたにとって(有利なのは)どこの金融機関なのか?」

です。

ネットでのランキングが上でも、あなたの条件に合っていなかったり、
ランクが下でも、あなたにぴったりの条件ものがあったりするものです。

お固い金融機関のことだから、金利はパンフレットに書いてあるとおり…かと思いきや、
ちょっとしたさじ加減で「優遇」を勝ち取れるかもしれません。

本当のことを言うと、お客さんが「いちげんさん」で銀行窓口に行くより、
私たち不動産会社は銀行といつも二人三脚ですので、私たちを介して銀行に相談を持ち込んだ方が、
結果良い金利(や条件)が勝ち取れたりするものです。

銀行にとって私たち不動産会社は「お得意様」ですからね。

ネットで調べてピンポイントでそこだけ狙う…のもひとつですが、
方法のひとつとして覚えておいてください。

ちなみに今日のランキングをみると、
1位 新生銀行、  2位 ソニー銀行、  3位 住信SBI、 4位 イオン銀行…

あれ?メガバンクはどこいってしまったのでしょうね?
そういえば、住宅ローンは「儲からない商品」と化してしまったら撤退するところが増えている…なんて記事が以前出てました。

ソニーも損保に生保に銀行に…すっかり金融機関なんですね。