‘徳ちゃん’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

老後は沖縄?

2012年6月28日 木曜日

先日ニュースで、老後どこ(の都道府県)に住みたいか?というアンケートで、沖縄が全世代でトップになったというのがありました。

またまたアンケート集計ですので、見る角度を変えれば、いろいろな結果に結び付けられるものではありますけど、
それを前提に考察します。

一般論とあまり乖離してないか…というのが私の感想です。
20・30歳代の若年層は「雰囲気」、60歳代以上の年配層は「気候」を重視する傾向が見られたそうですが、

私が沖縄に行った時は、ものすごく暑くて早く戻りた~い、と思ったものです。

おまけに老後に住みたい都市は?という問いに、「那覇市」が総合一位というのですから二度驚きました。

沖縄でも那覇はもう都会で、どこかの都市とあまり変わらないような気がしました。

2位以降は以下のとおり。

東京23区、札幌市、京都市、大阪市、横浜市

お、横浜市!・・・入りましたね~。よかった。

選んだ基準は、「地元だから」「以前住んでいたから」「知り合いが多くいるから」と、ごく普通の回答でしたが、
これを例えば富山県に限ってアンケートをとれば、
老後住みたい所に「富山県」がトップになるはずです。

単にインターネットの利用者が多いから上のような結果になったというか…あまり有効なアンケートじゃないような気がします。

 

私はアメリカに行った時、ニューヨークは、他のアメリカと全く違うことがわかりました。

だからニューヨークでのアンケートや投票結果が全米の意見と考えるのは間違いだと感じました。

ニューヨークからちょっと飛行機で飛ぶと、下はず~っと野原。
西に行けばず~っと砂漠が続きます。

だからアンケートというのは、どこで誰がどういう質問をしたか?が重要で、
得られた結果もデータの加工次第で「出したい結論を出す」こともできることを知っておいていただきたいと思います。

私が老後住みたいのは、「逗子」「横浜」「京都」「神戸」「北海道」の順かな?
逗子は、短パンTシャツ、サンダルで歩いていてもOKなところが好きです。

火事にご用心

2012年6月26日 火曜日

先日、白蟻に注意!ということを書きましたが、今回は火事。

高価な住宅のみならず、思い出のものや、時には命をも奪う怖い事故です。

全国のニュースで、すごい田舎の家が火事になって…というニュースを見ていると、
そんなに件数が無いように思っていましたら、
年間6万件もあったんですね。

ただ、納得できないのがその原因。

統計を見ると、少なくてもここ5年間は毎年だいたい同じです。
その不名誉な第一位はなんと放火。
いたたまれません。

私の家も一度火事になりかけましたが、それはたばこの不始末でした。
消えたと思ってゴミ箱に捨てたところが…てことです。

幸い初期に気づいた私が消火器で消し止めましたが、もしあの1本の消火器で納まらなかったらどうなってたかと思うと怖くなります。

ちょっと余談ですが、火事で怖いのは火ではなく煙だということ…、
知ってはいましたが実感しました。

とにかく目が開けられない、咳がとまらないというか、息ができないくらい苦しくなるのですから…。

実は、時を異にして向かい側の家は不運にも全焼しましたが、
それは留守中、壁の中の配線からの出火とのことで、予期せぬことに家の方も驚いていました。

こんなこと、誰が予測できるのでしょうか?

最近、横浜、東京でねずみが大発生しているということも聞きます。
このねずみが電線を噛み切ることでショートし、それが火災になることもあるというのですから、
注意が必要かもしれませんね。

 

消防法により平成18年6月1日以降建てらた住宅には火災報知機の設置が義務化されましたが、
火災報知機は火を消してくれません。

火事なんて滅多に起きないことですから、火災を見たらきっと慌てるはずです。
消火器を、できたら家に2本以上置いていただきたいものです。

※自治体によって多少違いますが、
横浜市は、平成23年6月1日より、既存の住宅であっても火災報知機の設置が義務化されています。
寝室、階段室、台所への設置…義務ですからね。

REIT(リート)はうまくいくの?

2012年6月24日 日曜日

先日のニュースで、イオンが大手小売業では初めて不動産投資信託(REIT)で資金調達するということが出ていました。

まず、リートはもうだいぶ認知されてきたと思いますが、ご存知でした?

Real  Estate  Investment  Trustの頭文字をとったものです。

私は“投資信託”と名が付いただけでスルーしてしまうのですが、資金を調達する側から見れば、魅力的なシステムかもしれません。

まず、リートがどういうものか・・・ですが、

投資家から集めた資金で不動産を運用し、賃貸料、売却益などの収益を分配する商品です。

証券取引所に上場され、株式と同じように売買することができます。

米国では1世紀以上の歴史がありますが、日本では2001年9月からはじまった取引です。

普通の不動産投資と違い、売り買いが自由なことと、上がりそうな物件とそうでない物件とで株価…のようなものが変動するということです。

イオンはこれでまず3,000億円を最終的には1兆円を調達する…と言っていますが、
それだけイオンのショッピングセンターに投資する人がいるんです・・・かね。

そもそも、投資信託と聞いただけでスルーするという私ですが、なぜかというと
株式や債権の投資信託で“ゴッツゥ儲けた!”という話を聞いたことがないからです。

人は儲けた話をせず、とかく損した話しばかりするもの・・・ですけど、
あまりにも無さ過ぎです。

お金を投資のプロに預けて損した話し…ありますよね。そうAIJ。
あのように裏でどう使われているかわからないのです。

投資家はお金を出すだけ。(本来なら)リスクを負って働いている人はボランティアじゃありませんから、

そこに取り分があって当然のこと。

それだけ見ても投資家にお金が戻りにくいシステムだと思うのですが…。

さらに、運用実績で嘘の報告書だされてしまってはもう・・・。

 

だから私は信用しないのです。

最近の空室率、賃料の下落の状況を考えるとさらに意欲を削がれるのですが…。
投資は各自の責任において行ってください。