‘徳ちゃん’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

宅建の試験 実は簡単?

2012年7月28日 土曜日

今年もこの季節になりました。年に一回の宅建の試験。

今年は10月21日が試験日ですが、なんと20万人近い人が受験するようです。

サイトを見ると、昭和の時代から、だいたい合格率は13~17%あたりのようです。

でもこれ、背景があるの…ご存知ですか?

私はその一人ではありませんでしたけど、
不動産会社にいると、当たり前のように“受験して来い”と命令されることがあります。

言われた方は仕方がないからロクに勉強することなく受験して見事に不合格になりますが、
実はこういう人が大勢いて合格率を下げさせているのです。

試験会場にいくと結構びっくりするのが、その人種の多さ。
主婦や学生や、おじさまがた…ほんとうにいろいろです。

学生さんのように、じっくりそれだけ勉強する時間がある人にとって、宅建の試験は簡単なのかもしれませんね。

え?私?4回目でパスしましたっけ。
それでもぎりぎりでしたよ。
かなりのまぐれも幸いしました。

仕事をしながらだとなかなか勉強に集中できないので合格が難しくなりるのです。
え?言いわけ?

矛盾するようですが、勉強の内容があまり実務とかかわってこないので
つい実務に力が入ってしまうのです。

会社から “行け!!” と言われて不合格になりに来ている人達を除けば合格率はどれくらいになるのでしょうね?
この宅建試験、バブル景気の時は、なんと42万人も受験していたんですね。
そりゃそうです。独立して自ら不動産を売り買いすれば儲かりましたから。

それにくらべ、平成20年には26万人…そこから毎年減少傾向にあるので、
今年は20万人を切ってしまうかもしれません。
当たり前の話ですけど、儲からなければその職に就く人も少なくなってくるのもわかります。

念のために申しあげますが、不動産の仕事をするのに資格は要りません。
事業所単位でいえば5人に対し1人の資格者が要るということです。

マンションの境界壁 コンクリート?それとも乾式?

2012年7月19日 木曜日

あなたのマンション、隣との境になっている壁は、乾式ですか?それとも?関心なかったですか?

普通、RCのマンションに住んでいたら、壁はみんなRCだと思いますよね。
一面壁紙を貼ってしまうと、わからなくなってしまいます。

いざ、釘を打って絵を掛けようか、液晶テレビを壁掛けにしようかと考えた時にはじめて、
石膏ボードの存在に気付くかたもいらっしゃるようです。

液晶テレビが壁掛けにならない訳がその石膏ボード壁にあったそうです。
もちろん石膏ボードは画鋲が刺さる程度の柔らかさで、そのまま物を掛けるには全く強度がありません。

ちょっと話がそれましたが、マンションにおける隣との境界壁が、RCでなく、乾式の壁…つまり、
石膏ボード+断熱材+石膏ボードの壁になっていることがあります。

これは、造り手からしてみればコストはRC壁にくらべ2倍ほど高いのですが、軽量化に寄与しているわけで、とても有効な手段なのです。

乾式壁は、厚さが15~20センチくらいありますが、RC壁と比べて同じ程度の防音性があるそうです。

ただ、いかがでしょうか?
となりとの壁が石膏ボードと断熱材だけだったとしたら…あまり気持いい感じしません。
ドリルで穴開けたら、す~っと隣に通じてしまいます。

アルミフレームが無いところを蹴飛ばしたら穴が隣に貫通してしまうかもしれません。

20階以上のマンションでは、使われていることが多いとのことですけど…ご存知でした?

気にしません・・・か?

女子大生が考える賃貸マンションの理想のレイアウト

2012年7月13日 金曜日

賃貸アパート・マンションの新しい形(レイアウトやインテリア)を探ろうと、

地元、相鉄不動産が沿線にあるフェリス女学院大学の学生さんと7月をめどに討論を重ねている…というニュースが今年の4月にありましたが、

つい先日テレビでその研究?発表の様子が放映されていました。

部屋の大きさが確か26㎡程度と制限されていましたが、途中経過でどういう意見が多いかというと…
それは意外でした。

基本的に彼女らは部屋に“癒し”を求めていて、バスルームや洗面台周辺を充実させて、リビングはその分、削ってもOKとのことでした。

まぁ女子大生のサンプルとして10人というのが適当か否かは別として、また、彼女らの意見が女子大生の総意…というわけでは無いと思いますが、
そういうとりあえずの結果が出たということでした。

相鉄不動産は、すでにこの結果を得て建築する建物が決まっているらしく、
はたして研究結果が期待される結果を得るか…見ものです。

私は内情を知りませんが、もし…ですけど、間取りが不評で入居者が埋まりません…ということがないように、
フェリスがアパートの所有者に対して家賃保証をしているかもしれません。
ん?もしかしたら、フェリスがマンションの所有者で、相鉄不動産が家賃保証?

わかりませんが、結果どんな部屋が出来るか楽しみです。

以前、アパート・マンションの企画をしているとき、
キッチンやバスルームに焦点を当てた部屋を作っては?という意見も出ましたが、
ハズした場合(入居者が入らなかった場合)のリスクを考えると実現できませんでした。

学生さんたちが、理想と現実の差に目覚めるか、とんだ良い物件となるか、

ここはひとつ、奇抜なものをつくって新しい流れをつくってみて欲しいものです。
期待します!