‘徳ちゃん’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

住宅建築時の錯覚

2012年9月15日 土曜日

横浜の建売住宅をみると、小さい敷地では15坪、その上になると、25坪、30坪…という敷地が多いように思います。

15坪の土地に3階建ての家を建てる場合、施主やこれから買おうとしているお客様が驚く瞬間があります。

それは基礎が出来あがった時。

わかってはいるものの、数字より小さく見えてしまうのです。

でもこれで家の大きさを判断してはいけません。

ちゃんと壁ができて、ユニットバス、トイレ、サッシが入れば、ちゃんと“家”になってきますから。

あれは、錯覚のようなものです。

完成すると、“基礎ではあんなに小さかったのに、いい大きさになったね”ということになるから不思議です。
錯覚とは怖いもので、どうみても同じなのに、違うように見えること…結構ありますよね。

惑わされないようにしていただければと思います。

防蟻処理 (ぼうぎ しょり)

2012年9月14日 金曜日

読んで字のごとくアリ…特にシロアリに家を食べられないように薬剤を構造材に塗布させる作業のことですが、

これは大事だと、特にこの季節は思います。

新築現場では、基礎から上の1mくらいオレンジ色になっている・・・あれです。

なぜ、この季節かと言うと、アリの歩く速さが(気のせいか)速くなっていると思うからです。

彼らは、夏の間食料を巣にためて冬に働かなくてもいいようにします。

きっとまだノルマに達していないのでしょう(笑)
今朝も自宅の玄関先のアリはせっせと働いていました。

アリがゆく所には、アリ道というものができますが、それはすなわち、家の柱を食べているカス。
あんなもの放っておいたら、シロアリでなくても大変なことになります。

先日、これを撒けば、アリが巣にその薬剤を持ち込んで巣をまるごと退治する!
という触れ込みの薬を買って撒いてみましたが、
その横を、さっそうと走っていました。

薬剤を気に入って貰わないと始まりません。
横でダンゴ虫が薬剤の餌食なっていましたが…退治したいのはアリです。
新築現場で見るオレンジ色の薬剤…それに限った話ではありませんが、
ある時から、薬剤の強さが制限されましたので、一定期間過ぎたら再施工が必要です。

数ミリの小さい昆虫ですが、集団で来られたらかないません!
ぜひ、思いたったら!!

へなちょこな業者もいるので、シロアリ退治…不安なかたはご相談ください。

一級建築士もどき

2012年9月8日 土曜日

日本もいつのまにかこんなになってしまいましたか。

悲しいニュースです。

私たちが費用と時間を掛けて依頼する“建築確認”。
これが許可ならないと家を建てられません!

と言いきれるようなこの世の中で、その建築確認を申請する一級建築士が偽物だった・・・。
いったいどこに不満を当てたらいいのかわかりません。

先日、ニセ一級建築士が新たに9人いたと国土交通省が発表(合計15人)しましたが、
なんと大手ハウスメーカーにも2人いたとのこと。

二級建築士はそのまんまですが、一級になると“先生”と呼ばれます。

最近、“先生”と呼ばれる人たちって…て感じですよね。

学校、政治…。
なんか、腰の力が抜けると言うか、悲しいニュースです。

この業界、二級ではできないけれども一級ならできる、という仕事が結構あるのです。

それに、大手なら二級と一級ではきっとお給料も違うはずです。

一方で有名になった姉歯氏は、一級建築士でありながら計算をちょろまかした…。

どちらもどっちですね。

その大手ハウスメーカー、建築士法違反の疑いでその建築士を刑事告発する方針とのことですが、
本人(52歳)はすでに懲戒解雇…。
23年余り同社で働いて…悲しい最後ですね。

ああ、悲しい。
私?宅建主任者の資格はありますけど、まぐれで合格したようなものです(苦笑)そういう私も同罪?