地鎮祭をみなさんはやられますか?
当然やります!という方もいらっしゃると思いますが、別に~?という方もいらっしゃるでしょう。
でも、実際は・・・
数万円をケチって、もし後で何か事故があると“地鎮祭をしなかったからだ!”と人から言われることもあるからつい頼んでしまう?
かといって、地鎮祭をしてもけがや病気はするものですが、“地鎮祭をしたのに!”と神社に怒鳴り込みに行く人は…少ないでしょう。不思議です。
地方によってお祓いの料金には差があると思いますが、当地では地鎮祭4万円。そのうちのお供えに使うお酒とか野菜などを自分でそろえると3万円になりますが。
地鎮祭に要する時間はかかっても30分前後でしょうか。
お祓いという「サービス」の対象が見えないものですから、信心深い人とそうでない人とではその料金を安いとみるか、高いと見るかは分かれるところでしょう。
キリスト教では地鎮祭はないのでしょうか?
無いですよね。
キリスト教はあくまで神はキリスト。土に神はいませんから。鎮める対象もないですよね。
ある1つの対象を神と崇める宗教のケースでは共通することです。
ところが神道(しんとう)は違います。
あらゆるものに神(あるいは命)が宿っています。石にも川にも山にも土にも…。
施主様や、建築業者の宗教によっても変わるか・・・というとそうでもないようで、
生まれてからお宮参りで神社に行き、クリスマスはなんとなく盛り上がり、死んだらお寺の墓に入る…日本はそういう国だからいいんですね。なんでも。
神道の詳しいところは分かりませんが、鎮める対象があるわけで、鎮められたら精神的に落ち着くのですから、簡単にできるならお祓いをお願いしたいものです。
ただ、神様から「ちょっと4万円は高いんじゃない?日本は不景気なんだからもうちょっと安くしてあげたら?」というメッセージが降りて来ないものでしょうか?
え?神様はもっと取れって?(笑)