‘徳ちゃん’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

自分の土地で自給自足 

2012年1月22日 日曜日

糸川英夫氏

たまたまですが、学校を卒業するときに、もう亡くなりましたが糸川英夫氏の講演を聞きました。
イトカワといえば、あの探索機ハヤブサが奇跡の帰還を果たした例の小惑星の名前にもなった、宇宙工学、ロケット工学の博士です。

どんな科学の話を聞けるのかと思ったら意外な内容でした。

「あなたがたはこれから卒業して立派な会社に就職して…いいですね~、でも、ワタシ実は田舎に土地を買ったんです」
一同、どよめき
「これから経済はどんどん活発になって、物も良く売れるし、新しい情報ネットワークも構築されていくでしょう、でもね、この状態がずっと続くような感じが…どうもしないんですよ」
再び一同、どよめき

小惑星「イトカワ」

別に預言者という訳じゃありませんが、氏はすでにバブルの崩壊もインターネット社会もすでに頭に浮かんでいたようです。

どんな科学の話が聞けるかと思ったら、真逆で、田舎に土地を買ってそこで野菜をつくって自給自足の生活を目指すというオチでした。

私たちは当時、日本経済の強さに全く不安を抱いていませんでしたので、
「何を言っているんだろ、このおっさん」くらいにしか思いませんでした。

でも、今思い返してみると、その路線…ですよね、いかがですか?自給自足?

今、当社が売りに出している2物件はどちらも土地が広くて安くて、
それぞれ、JR京浜東北線 洋光台駅から徒歩11分と小田急長後駅から20分。

トマト取り放題

家庭菜園を庭でやったら、トマトなら売るほど成るはず。キーウイやハーブや、ニンジンやじゃがいも…
自分で育てた野菜を自分で消費する…なんと贅沢なことでしょう。
きっと子供の健康や教育にもとっても良いことだと思います。

家を建てた余りの土地でさえ菜園としてじゅうぶんな広さです。
ぜひ、物件をご覧いただければと思います。「広~い」って感じますよ。

センツウ シキエン 侮るなかれ

2012年1月22日 日曜日

業界では「センツー」と呼んでいますが、わかりますか?
一般名詞では「敷地延長」というらしいですが、またの名を「旗竿地」と言います。

わかりましたか…。

イメージ図

そう、道から細い通路があって、その先に住居を建てる土地がある形の土地のことです。

センツーは「専用通路」の略なのですが、
どちらかというと、道路に住居を建てるエリアが10メートルでも接している方がほとんどの方は好きなのではないでしょうか?

私が仲介をしているとき、よくお客様から「センツー」の物件はNGだから紹介しなくていいから…と言われたりしたものです。

でも、今たまたま当社が売りに出している物件は、センツーがある土地なんですが、
通路の幅が3mあり、奥の四角の部分が50坪弱あるので、通路に車を留めないで四角のエリアに駐車エリアを設けても
じゅうぶんな広さの家を建てられます。

そうなると、かなりゴージャスじゃないですか?

イメージ写真

センツーの物件を排除しては…もったいな~い。

かの松田聖子さんの2軒目の家も、3軒目も旗竿地に建てられているんですよ。週刊誌ネタで恐縮ですが。

通りから家の中をじろじろ見られないというメリットもありますよね。

バス通りに面しているようなところでは、騒音もかなり減ります。
どうぞご検討ください。

 

ジャパニーズ アパートメント

2012年1月22日 日曜日

ここ横浜は港があったことでいろいろな物産が西洋から上陸した場所でもありました。
ハイカラとか舶来という言い方は日本製のものよりもゴージャスだぞ、という意味も含んで言われていたに違いありません。

昔の長屋

今でもおしゃれな雰囲気を演出するために横浜を訪れるかたも多いことでしょう。

脱亜入欧…ちょっと古い言葉ですが、読んで字のごとく、アジアを脱して西洋のものを取り入れよう…という思想が、
古くは明治時代から、具体的には戦後流行しました。

その結果、西洋のものはかっこいい、おしゃれ。日本のものアジアのものはダサい…という流れになりました。

彼氏から「おしゃれなところで食事しようね」と言われて「そば屋」を想像する女の子はいないでしょう。

アパートやマンションも、もともとカタカナだから西洋のものだったんでしょうか。

ま、西洋でいうマンションは、日本のそれと違ってとっても広いのを言うそうですので、
西洋に行って、「ワタシ、日本ではマンション住まいなんで…」と言った時には羨望の眼差しで…てことになることもあります

それは置いておいて…。

アパート、マンションに相当するものに、日本には長屋があります。

というより当時日本の庶民の住まいはほとんど長屋でした。
大きな家に住んでいるのは地主か農家…で。

実は長屋という建て方が今でも生き残っているのです。

イメージ写真

昔のそれとはもちろん違いますが、建築基準法で長屋は、共同住宅(いわゆるアパート)と区別して残っているのです。

共同住宅を建てるには避難通路を何メートル取れとか、道路に何メートル以上接していること…など、
いろいろな要件があるのですが、その土地がその要件を満たさない場合、長屋であれば貸室を設けることができるのです。

ベンツよりレクサス、フレンチのフルコースより和食、ドレスより着物、ダンスより日本舞踊、オペラより歌舞伎、
チョコレートより和菓子…

長屋も昔のものと違い、どんどん新しいデザインのものが増えてきています。
土地を有効利用できる長屋の将来に期待しています。