同じマンションなのに、広さが2つある怪…。え?3つ?
ひとつは壁の中心線から測った数字なので実際の広さよりちょっと…ですけど広めになります。
もうひとつは室内の広さ…つまり壁の内側を測った数字。
実は、不動産の広告は「ちょっと広めの」壁芯(へきしん)の数字を使うのが慣例になっています。
一方、契約時は登記と同じく「狭め」ほうの数字を使います。
契約前の重要事項説明の時に説明はしますが、一瞬お客様の顔が「はっ」とすることがあるので、事前にお伝えしておきます。狭め…と言いましたが、そちらが実際の広さ。
もし、気になるようでしたら、営業マンに聞いてください。「この数値は壁芯なの?」って。
実際、数値は違いますが、実感できるほどじゃないんですけどね。
ここまでは、良く知られている話ですが、もうひとつの数字があるんです。
それは、評価証明書(固定資産税や都市計画税の算出基準となる証明書で、役所で取れます)に記載されている
「現況床面積」
これは、共用部分の廊下とか階段を持ち分で割った(按分(あんぶん))したものが加算されているものです。
なるほど、その現況…の上に書かれている「登記床面積」より全然多いわ~
なんでそんな数字出すんでしょ?
え~~~固定資産税ってそれが基準になってるの!?
ご…ご存知でした?