永田台の物件は、元駐車場です。
ですので、まず表面のアスファルトを剥がして、擁壁を壊して地下車庫にする分を掘る必要があります。
その擁壁ですが、表面はいわゆる「間知石(けんちいし)」積されています。
L字型のコンクリート擁壁に比べ、壊すのは鉄筋が入っていないため一般的には容易なんですが、ここの壁はコンクリートの質が硬く難工事でした。
両脇は土留め(どどめ)といって、となりの敷地の土砂が崩れないように支えをします。
これが無いと、砂場遊びで経験したように、横からどんどん流れ込んできて、果ては隣の家が倒れてしまいかねません。
一見、ヤワに見えますが、土が動かなければ隣が崩れる心配はありません。