消費税が…この分だと来年4月から8%に、そのまた翌年の10月に10%にあがることになっていますが、
人生で最も高額な買い物であるだろう不動産の消費税となると、気にせずにはいられません。
本当にそうでしょうか?
消費税がかかるのは
新築戸建の場合は建物にだけ。
鉄筋コンクリート造の1億円の建物ですと、税金は500万円にもなりますが、
木造の2階建のものですと60万、高いものでも100万円程度です。
余談ですが、中古の場合、
売主が個人の場合は、消費税の対象でないので、非課税になります。
新築のマンションは、業者が売主なので、消費税の対象になります。
これも建物にだけ税が課せられて、土地分にはかかりません。
表示されている価格は、税込のものがほとんどです。
中古マンションは、売主が個人の場合はやはり非課税。
業者が買ってリフォームして業者が再販している場合などは、やはり消費税の対象になります。
もちろん、表示価格は税込のものです。
それまで消費税なんて気にしていなかったのに、
契約時にやっと、本体がナンボで、税金がナンボという明細を目にします。
契約書を見て初めて、「あ、コレ、消費税てかかるんだ~」とつぶやくお客様も何組かいらっしゃいました。
先に、本当にそうでしょうか?と書いたのは、
上の例で示したように、
不動産の価格に全て消費税がかかるもの、と勘違いしている人もいるので慌てないでくださいね、
ということが言いたかったのです。
いい物件があったら、消費税がどうであってもその時が決断のときです。
もし、運よく値引き交渉が成立したら、消費税増税分などあっという間にクリアできちゃいますからね。
ビビッときたら決断!不動産で幸せになる買い方の秘訣だと思うのですが…。