横浜市南区の不動産会社栄都

保険で手厚く保護? ~地震保険考~

保険という商品は、人の心理の弱い所にじわじわとしみ込んでるようにできてますね~。

私たち保険契約者にとってみれば、少ない支払いで、できるだけ大きな補償が得られるものが良いわけですが、
先ごろ生保のかたに提案されたのは、年金保険です。

 

今から65歳までに月々これだけ納めれば、65歳から10年間でこれだけ支払いますよ、というものです。

それがそれが、なんと(結果的に)700万円預けて補償される保険金は800万円。

実際は6.6万円が毎月10年間支払われるということになるのですが、
いかがですか?

 

これじゃ自分で貯金しても一緒じゃないか?
と思うでしょうが、自分で毎月貯金できる自信があるかというと…ありません。
こういう弱いところに(言葉は悪いですが)つけ込むものに、地震保険が挙げられるのではないでしょうか?

さすがに、大地震が起きた後ですし、次なる南海トラフだとか、もしその心配が去ったとしても富士山の噴火とか…
なかなか安心させてくれません。

そんなときに商売になるのが保険です。

ただ、地震保険というのは建物の価値(計算で出るものですが)…火災保険で掛けてある保険金額の最大でも半分の額までしかカバーできません。

それに、地震保険が最長で5年しかないのはなぜか、ご存知ですか?

支払う保険料が高いので、10年とかいうと大変な保険料になってしまって、
契約が取れないからだそうです。

 

5年なんてあっという間ですが、それに数十万円も注ぎ込むのなら、その分貯金して…と思うでしょう。

貯金に自信もてる人はいいですが……。
保険って、意地悪な商品ですね。

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