12年版子育て白書で、50歳までの未婚率が過去最高になったとの
記事を見ました。
記事によると、2010年時点で、50歳までに一度も結婚したことのない
「生涯未婚率」は05年比で男性は約4.2ポイント増の20.14%、女性は
約3.4ポイント増の10.61%と、いずれも過去最高となった。
1980年と比べると、男性は約7倍、女性は約2倍それぞれ増加した。
また、18~34歳の未婚男女を対象に結婚の意思を聞いたところ、「いずれするつもり」が
男女とも8割以上なのに対し、「一生するつもりはない」は男性が9.4%、女性は6.8%だった。
ただ、87年以降の過去5回の調査をみると、男女とも「するつもりはない」は緩やかな増加傾向にあり、
独身志向もうかがわれる結果となった。との事です。
単純に思う事ですが、このデータから見ると今でも少子高齢化・人口減少と不動産業界に
とって厳しい現実を目の当たりにしている事と思いますが、一生結婚しない方が増えると
特に建売業者にとっては一層厳しくなるのではないかと思ったりもします。
単身で戸建を購入する方は、一般的にはいないと思うのでここ数年単位では大きな
変化は起きなくても数十年単位で見ると住宅購入事情が大きく変化する時代が到来するかも知れません。
企業にとって特にこれからは、短期戦略も含め中・長期戦略(方向性)の着眼点を
時代に沿って考えられる業者が生き残っていく大きな分かれ目になるのでは
ないではないでしょうか。
偉そうなことを言って申し訳ありませんが…そう感じます。