よく売地で“建築条件ありません”や“建築条件付”と言ったような物件があります。
建築条件とは…
◇売主の指定する建築会社と建築請負契約を結ぶ
◇一定期間内に建築請負契約を結ぶ
などの条件が付いた土地のことをいいます。
建売住宅、建築条件付土地、土地+注文住宅のメリット・デメリットはなにか?
<建売住宅> | <建築所権付土地> | <土地+注文住宅> | |
入居までの期間 |
◎ |
○ |
△ |
予算管理 |
◎ |
○ |
△ |
間取りの自由度 |
× |
○ |
◎ |
設計・設備の自由度 |
× |
◎ |
◎ |
建売住宅とは、売主が建物の面積や間取りなどを決めて建築確認を受けている
ものを言います。
一方、注文住宅は設計や仕様などイチから決めていく為時間もかかり、予算
管理が難しくなる場合もあります。
建築条件付土地とは、これらの中間に当たります。
何が良いのかとなると一概には言えず、買主の属性によって違ってきます。
予算を抑えてなるべく早く居住したいとなると“建売住宅”がベターとなり、
自由に間取りや設計・設備を決めたいとなると“土地+注文住宅”がベター、
入居時期、予算などある程度余裕があれば建築条件付土地が良くなるのでは
ないでしょうか。
勿論、予算を抑えてなるべく早く居住したい場合でも、買主の希望を満たした
建築条件付土地や土地+注文住宅でも可能な場合もあるかもしれません。
購入予定がある方は、まず専門の不動産業者へ相談して自身の意向と市場の
状況とを比較して何がベストなのかを考えることが必要ではないかと思います。