横浜市南区の不動産会社栄都

無駄なようで無駄じゃない家のあの部分

ヘーベルハウスの最近のCMで宣伝しているのは、家の余分な空間を生活空間に!という提案です。

通常なら2階建の家を5層にして縦の空間を活かそうというわけです。

一方、通常の木造住宅は、縦に延びる柱と、横に延びる梁と、強さを増す為に筋交いという構造材が斜めに通ります。

屋根となると、縦横斜めに構造材が並びますが、鉄骨を建て横につなぎ合わせて基本的な構造をつくり、鉄筋コンクリートのパネルを壁や床、屋根に張っていくヘーベルハウスは、斜めの構造体がありません。

そんな構造的な利点からできる訳です。

かといって全て良い所だらけ…じゃないはずです(詳しくはわかりませんが)

木造住宅では、屋根裏というのは、住宅の温度上昇を防ぐ緩衝剤の役割があります。

屋根からの熱は半端ではありません。マンションでも最上階は夏暑い…といいますが、上が水平な陸屋根(ろくやね)は太陽の熱をまともに受け温度も上昇します。

一見無駄なように見える三角屋根の裏側はそれなりの利点があるのです。

家の余計に見えるエリアも実は余計じゃないものなのですね。

タグ: , ,

コメントは受け付けていません。