各方面で“構造改革”が行われている中、住宅産業にもその波が来ようとしています。
11月2日付の報道によると、国が中古一戸建の評価を根本的に見直す予定だとのこと。
ニュースを要約すると、
これまで、20年前後で実際の売買における評価がゼロになってしまう中古戸建の評価の慣行を改めて、築年数にかかわらず、実際上の価値を測り、値付けを行うというものです。
なるほど、これまで築20年以上経っている戸建を査定する際に、床下を見るまでもなく、ほとんど評価されていなかった(つまり建物はタダ扱い)ものが価値を持つのですから、全部足すと500兆円くらいになるかもしれません。
それには、きっとそれなりの資格のある方々に査定をしてもらうことになりますが、
その市場も含まれますでしょうし、家をリフォームするという市場も入ってくるでしょう。
持ち家のオーナーにとって朗報です。
さらに、不動産取引がより活発になることも期待できます。