賃貸アパートの企画にたずさわっていたころ、入居希望者の要望が結構贅沢になっていると感じていました。
筆頭に挙げられるのが「バス・トイレ別」です。
20㎡程度のワンルームでさえ、それを希望しています。
バス・トイレ別に対するのはいわゆる「3点ユニット」です。
企画する方としては、入居者がまたぐような物件をつくっても仕方がないので、バスとトイレは別でつくりましたが、
最新の商品を見て“なるほど”と思ったものがありました。
トイレ・バス・洗面が1部屋になっているいわゆる3点ユニットのエリアをそのままに、トイレだけを分離するものです。
配置を変えて、壁を設けて、トイレを別室にしました。
おのずとバスタブは小さくなりましたが、
最近の男の子女の子は、風呂にあまり入らなくてもいいのだとか!
本当ですか?
シャワーでOKというかたもいれば、風呂は銭湯やスーパー銭湯に時々いけばOKなのだそうです。
ちょっと健康に気を使っている方であれば、
フィットネスクラブに入会すれば、そこには必ずバスルームがあります。
そこで運動してもしなくても、風呂は使えるし、毎日行ったとしても銭湯に行っているのと出費はあまり変わりありません。
ジムで運動も出来てしまうのですからラッキーですよね?
バスタオルもシャンプーも無料だから、洗濯する手間も省けますし、
あまり見かけませんが、身体を洗っているついでに下着を洗濯しているかたもいたりします。
水着を脱水する為の脱水機もありますから、そこに入れれば洗濯完了。
持ち帰って干すだけです。
若い男の子女の子が風呂に入らないようになったという記事に、こんなことも書いてありました。
「風呂に入っている間、やることがないから」
これをどう受け取っていいのか…風呂を愛す私にはわかりません。