横浜市南区の不動産会社栄都

仲介手数料を値切る?

不動産はとても高額な商品ですが、仲介手数料はその約3%。
4,000万円の物件であれば、130万円ほどを仲介業者に支払うことになります。

でも仲介業者は何をしてくれたのでしょうか?
あるケースの流れを書きますので、業者の「仕事」を見つけてみてください。

あなたは駅に置いてあった住宅情報誌を手に取り、気になる物件があったので書いてある連絡先に連絡して、週末約束をして現地で待ち合わせして部屋を見せてもらいました。
前からそのマンションに焦点を絞っていたし、気にいったのでその日の内に購入することを決め、物件からほど近い不動産業者の事務所に行って購入申し込みを書きました。
手付金だけは用意できたので翌日契約することにしました。
住宅ローンは不動産業者が審査にまわしてくれることになりました。
3週間かかりましたが、審査がおりたとのことでローンの契約をしに平日に銀行へ行きました。
数日後、引き渡しの日になり、銀行で住宅ローンが実行され、司法書士や仲介業者や、売主にお金を分配して終了。

さて、仲介業者の「仕事」はいくつくらいあったですかね?

物件の売主に電話して鍵を開けてあなたに見せた…ことくらいでしょう。

こう考えると、仲介手数料…ちょっとはマケてよ!と言いたくなったり、
ちょっとよくみると、同じ物件が「売主」から販売されていることが後でわかることもあります。

売主から買えば、仲介手数料が必要ではなくなります。
仲介業者を通すと、物件が4,000万円なら132.3万円の仲介手数料が余計にかかります。

こんなケースもあれば、次のように付き合いが長くなるケースもあります。

あなたは、どうしても譲れない条件をいくつか伝えました。子供が小学校を卒業するくらいに不動産の購入を考えているとします。
まだ、1年くらい時間的余裕があります。
最初の1ヶ月くらいはその不動産業者の営業マンにずっと案内してもらいましたが、決められる物件には至りませんでした。他の不動産屋も行ってみましたが同じ物件しか出てこなかったので納得しました。

しばらくは時々営業マンから週末に見てもらいたい物件があるという連絡がくるので行ってみたけれど、全然欲しいものと違いました。
それからさらに2カ月くらいした平日の昼間、携帯に電話が入って、今すぐ見てもらいたい物件があると。
仕事をやりくりして、妻と見に行ったところまさにコレという物件だったので決めました。その物件はつい今ほどに物件となったというもので、広告にも出ていなければ、ネットにも出ていないものでした。

こんな仕事をしてくれるのなら仲介手数料を満額払っても納得ですよね。

でも、あなたはこうだったからいくら、ここまでしたからいくら…とはなかなかできないものです。

海外では買主から手数料をいただかずに、売主からのみというケースが多いようです。
日本では逆に手数料を削るな!と…。

誰が言っているかって?

 

もちろん不動産業界団体。あしからず。

あ、そうそう仲介手数料、正確には3%+6万円の合計に消費税、というのが計算式ですが、よくこの+6万円て何かお客様から聞かれることがあります。

それに対して収入印紙代ですと言い切ったどこかの新人がいたそうですが…違います!!

でも、収入印紙代と説明されたお客様もそれで納得したそうですから…怖い。

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